2016.6.11-12 雨降らぬ中
とことん、雨が降らない日々。この街のスキー場がオープンした年がそうだったようで、約25年ぶりくらいだとか。「その年もなんとか米になったすけ大丈夫だろ」と笑う年長者。自然に逆らうこともない。なるようになる。
水がなくとも苗と雑草は競うように成長している。きっと力強い米になる。
11日
日中は気温が高すぎて、畑に水もくれられない。ということで、農作業は中止。
東府屋にあふれている板を持ち出し、用水で洗浄。蜘蛛の巣やススがすごい。
皆で囲うテーブルだって、田畑に掲げる看板だって、なんだって作れそう。東府屋の古材を新しいカタチにして、新たな時を一緒に刻んでいく。間違いなく、豊かな時間を刻める。
合間に、とうもろこしとかぼちゃの種蒔。ゴールドラッシュと坊ちゃん。
夕方、気温が下がってきたところで畑の水やり。1週間潤いを与えてやれなかったことを申し訳なく思いつつ、愛を込めつつ。
そんな中でも、ラディッシュが発芽。本当にありがとう。
水やりを終えた途端に、ぽつぽつと雨が当たってきた。待ちに待った瞬間だったが、タイミングがまた、憎い。降り出した瞬間に、蛙の合唱が始まった。自然、面白すぎる。
結局大した雨にはならなかった。今日は水やりをした私に軍配。自然に踊らされてる私の、小さな抵抗。
12日
ネギとサツマイモの苗を植え、ズッキーニを定植。広すぎると思っていた畑が、気づけば半分以上埋まっている。野菜によって植え方や育ち方が全然違うという当たり前を、新鮮に感じた。
ハクビシンが一番悪さをするらしい。ということで、畑の獣対策。
ハクビシンもタヌキも、さぁ、かかってこい。お手柔らかに。
獣が狙うほどの実りができれば、それが一番の幸せ。
東府屋も田畑も少しずつ進歩している。
次の一歩は、どうしようか。
SHU
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