2016.5.14-15 田植え

待ちにまった田植え。天気は快晴。この時期にしては暑いほどの陽気でした。

初日。

天水田のため、田に入る水の量の調整が難しく、初日はベテランであり米作りの師匠でもあるじいちゃんにお手本を見せてもらい、ど素人の私たちには難しすぎると判断。少し機会に乗って、植えてみる程度でした。それでも、まっすぐには機械は進んでくれないのです。

田に排水路をつくり、昼休憩に入ります。

昼はコーヒーブレイク。

予定変更で、1年間放置された畑に生い茂る草を刈ります。草刈り機や鍬の使い方すらおぼつかない私たち。何をやってもへたくそですが、何をやっていても楽しいのです。汗だくになりながら、夢中になって、時間を忘れて。


初日から、思うようにはいきませんが、それも自然と向き合い、生きるということ。その状況すらも私たちにとっては新鮮で楽しいことでした。


2日目。

今日はすべて自分たちでやろうと決意して田んぼへと赴きます。

相も変わらず、植わっていく苗は右往左往しますが、その曲線すらも私たちには美しく愛らしいのです。

時間と回数を追うごとに、苗はきれいに整うように。

15:30、無事すべての田植えが終了しました。

田植えが終わった瞬間。

ただただ素直に「嬉しい」の一言でした。食をつくるのがこれほどにも大変だとスタートを切った瞬間に思い知り、それでも何とか形にした2日間。自然に囲まれ、ここにいること以外の日常をすべて忘れてしまう、自然豊かな環境。

農業や自然環境が、私たちの心を豊かにすることを、改めて実感しました。

これからこの苗が育ち、穂をつけ、私たちの「食」となっていきます。いくことを願っています。

この2日間、何も知らない私たちに一から教えてくれたじいちゃんには感謝感謝です。形にして、恩返ししよう。

プロジェクトが進んでいるのか、その瞬間には実感することはありませんが、振り返ってみると、少しずつですが歩みを進めているようです。

私たちらしく、チャレンジしながら、また歩みを進めたいと、そう思います。


SHU

TOUFUYA

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